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特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」
日比谷図書文化館日比谷図書文化館で特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」の“後期・ish編”を観てきました。

祖父江慎を知ったのは高校生の頃。吉田戦車の「伝染るんです」を手にした時です。あの「なんなんだこの本(の装丁)!」という衝撃は忘れられません。
“前期・cozf編”はその当時を含む20世紀編で、“後期・ish編”は21世紀。

現物展示+制作プロセス、素材やら各種資料やらで、本が欲しくなる展覧会。
美術品と違って、本はすぐ自分の物に出来るからいいよね。
限定版とかじゃない限り。

漱石コーナーに、高さ2mくらいの巨大「心」が10数ページ分、実際にパラパラめくれるように設置してあったんですが、これ人目がなかったら絶対挟まれにいってたわー。
まわりにマジメな顔した大人の人たちがいたので、上半身の3分の1くらいで我慢したけど。
でも、なかなかないよ、巨大な本に挟まれる機会って。


帰りに本屋で「クイック・ジャパン
」のおそ松さん特集を立ち読みしてたら、あの独特のサイケ/ポップな色調は、竹書房の「おそ松くん」装丁の色使いに影響を受けていたことが判明。
それ今観て来たとこ!!




| 展覧会 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画「シャーロック 忌まわしき花嫁」
ヴィクトリア朝が舞台ってくらいの予備知識で行ったんですが、いやー、やられちゃいましたよ、久しぶりに。ホントに久しぶりに心から楽しめた。

本国では元日にBBCで放送されたそうですが、劇場の大画面で観ても全く遜色のない映像。
まあ資金を回収出来るあてがあるからこそ出来るこのクオリティー、なんだろうね。

原作では太っている設定のマイクロフトが、TVシリーズではスリムになっていて驚き、本作では逆に太っていてまたびっくり(笑)。
モンティ・パイソンの「人生狂想曲」Mr.クレオソートだね。

「シャーロック」のマイクロフトって、原作と違って案外いいお兄さんなんだよね。
うっかり感動しそうだったわ。

「まさかあんなSFテイスト入れてくるとはねー」なんて思ったんですが、要はシャーロックの頭の中の話、精神の宮殿(Mind Palace)の話ですから、SFって言う程でもない。
終盤、あちこち錯綜しだすとやっぱり楽しいね。

新シリーズ、当然のごとくあると思ってるし楽しみですわ。

| 映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
「画鬼・暁斎 - KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」
三菱一号館美術館で「画鬼・暁斎」展。

去年河鍋暁斎記念美術館へ行ったときの印象(美術館独り占め状態!)が強すぎて、今日の混雑ぶりにたまげました。
中高年の皆様のすごいエネルギーに、こちらの寿命が縮む思いでしたよ。

去年観に行った「江戸時代の罪と罰」展(国立公文書館)でも紹介されていた《暁斎画談》の「書画会の席狂斎縛サルゝノ図」(1887年)。
マルクス兄弟の「オペラは踊る」(1935年)だって、ここまで人間詰まってなかったですから(笑)。溢れっぷりがもう生半可じゃありません。例のギュウ詰め船室のシーンはバスター・キートンのアイデアらしいですが、暁斎の方が50年早かったんだね。あ、比べる所じゃない?

《暁斎絵日記》では、私のお気に入りキャラ・いつも辰の顔で描かれる車夫や、鬼の顔の表具屋さん、ぷくぷくの暁翠さんの登場場面があまりなくて残念。
ま、暁斎と“コンテル君”師弟がテーマですからね。そちら中心です。

《鯉魚遊泳図》は、河鍋暁斎記念美術館で観たときは、ものすごいインパクトで、思わず後ずさってしまうくらいの存在感でしたが、今日はなんだか小さく感じられてしまいました。
一体何がそう感じさせるのか。
人垣越しに背伸びして観たから?

《恵比寿と大黒図》気に入った!
鯛がネズミに食われてる。怒ってネズミを追い払おうとする恵比寿さんと、笑って「まあまあ」と押しとどめる大黒さん。いい表情してはるわー。

《瀧、鷲に猿図》はメトロポリタン美術館所蔵の初公開作品の内の1つ。
この前後のドラマを感じさせる一瞬。絵の中に入れそう。

《布袋の蝉採り図》は、“コンテル君”が書いた「河鍋暁斎」(岩波文庫)だったと思いますが、肩車バージョンがあるというのを読んだ記憶があります。
もしかしたら記憶違いかも知れませんが。
しかし布袋さんはこういうのほほんとしたタッチがいいよね。
たまに無茶苦茶リアリティだしてる場合もありますけど、そうすると笑顔が怖いんだ。

そうそう。《大和美人図屏風》は前期のみの展示ですが、表装もとても凝っていて、暁斎が愛弟子“コンテル君”のために、ただ贈り物としてだけでなく、様々な技術を盛り込んだ教科書として制作した、という経緯を考えると、なんと言うか、師弟愛というのか、思いやりというのか、相手の事を考えて作ったんだな、と、暁斎の人柄も感じさせるように思いました。

それと比べると、美人画のセクションに展示してあった作品は、形式や技術に捕らわれずに、もっと現代的な感覚に近い作品で、モデルがいるのかな、と思わせるような、個性が感じられる女性たちが描かれていました。
女性も猫もカエルもいい顔してる。

地獄大夫だけじゃなくて、極楽太夫も居たんだね。

カーテンで仕切られた春画コーナー。
当時の人は観て笑ってたそうですが、現代の人が観ても十分笑えます(笑)。
わざわざカーテンで仕切るほどのもんかね。
狭量な人が難癖を付けてくる前に、先手を打ってるだけなんでしょうけど。

《大井山図》は何かのパロディなんだろうな、と思って観てたんですが、図録を読んで納得。“大江山”の酒呑童子か。…いい“帽子”かぶってるよね。
《若衆物語》では、丸めた紙が散乱し過ぎで笑う。
《大津絵風雨帖》では、大津絵でおなじみのキャラクターたちが…!なにこの二次創作(笑)。

まあまあ混んでたけど、観たいものはしっかり観られたので満足です。
ちょっと館内が寒かったので、これから行かれる方は羽織るものがあると良いかと思われます。
ストールの貸し出しもしてました。

ショップで売ってた受注生産のアロハが無茶苦茶気になりましたが、地獄大夫が骸骨踊りバージョンだったので散財には至らず。一休さんバージョンだったら19,440円(税込)払ってたかも。
3,000円のTシャツと、2,200円の図録を買って帰りました。

この展覧会に限らずいつも思うんですけど、みんな作品に近づき過ぎじゃない?
ガラスケースから40〜50cmくらいの所に人垣が出来るでしょ?で、そのまま行列を保つかのように、ずりずりと横に移動して観て行く。

例えば、掛け軸なんかだったら、1mくらい離れないと、全体の様子が分からないと思うんだ。
もちろん細かい描写を間近に観たい場合は近づけばいいんですけど、だいたい掛け軸は床の間にかけて楽しむので、そこまで近づいて観なくてもいいように思うんだけど。床の間に上がっちゃうと失礼だし(笑)。

あのずりずり行列だけは、どうも参加できないんだよね。
まあ、作品が小さかったりすると、参加しないと観る事能わず、というケースもあるけど。
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高松次郎「イメージにおける主語の不在 〜文字、写真の作品より〜」
今日はギャラリーのはしご。
高橋コレクション展の後は、オペラシティから歩いてYumiko Chiba Associates viewing room shinjukuへ行って、高松次郎 個展「イメージにおける主語の不在 〜文字、写真の作品より〜」。

《写真の写真》シリーズが数点と、《この七つの文字》《These Three Words》、《影》シリーズのドローイング2点が出てました。

独り占めで満喫。

帰りがけに、新宿区立角筈図書館に通りかかったので、ちょっと覗いてみる。
こぢんまりした図書館だなあ、ふーん、と思いつつひと回りして、出口に向かうと、カウンターの前に本の消毒機が!

すごい!こんな装置があるのか!さすが新宿区!
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「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」
東京オペラシティ・アートギャラリーで「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」。

人気者大集合だけあって、思っていた以上に人が多かった。

橋本雅也の《キク》が幽霊みたい。
更にそれがシカの角で出来ているというので、興味を持ったのですが、「猟師に同行して云々」というストーリーを図録で読み、4割くらい興味失いました。
余計な情報はない方がいい場合もある、という教訓。

本日の(個人的な)メイン、須田悦弘の《雑草》(2008年)は、(珍しく)ぱっと目に入ってきました。
まあ、普段は閉まってるところが開いてたからね。
そして相変わらずの素通り率。

グイグイ“表現”しまくってる周囲の作品と、見逃させようとしているとしか思えない《雑草》の佇まい。それでこそ雑草。この温度差を味わえたので、今日はもう満足です。

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