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「リバティーン」
評価:
ジョニー・デップ,サマンサ・モートン,ジョン・マルコヴィッチ,ロザムンド・パイク,トム・ホランダー,ローレンス・ダンモア,スティーヴン・ジェフリーズ,Paul Ritter,Francesca Annis
実在の人物、ロチェスター伯爵の半生を描いた作品。パンク風味のデカダン野郎をジョニー・デップが格好良く演じています。

ロチェスター伯爵(デップ)は国王に詩や戯曲の才能を認められた貴族ですから、地位も名誉もあるわけですが、セックス・ドラッグ・ロックンロールならぬ、セックス・ドリンク(酒)・ポエトリーの生活。猥褻趣味と挑発的な言動で身を持ち崩してしまいます。

妻と娼婦の間をふらふらしていた彼の前に現れたのが、ヘタクソ女優のリジー(サマンサ・モートン)。彼はリジーを名女優に育て上げますが、女性としても愛してしまいます。放蕩生活の末に知ってしまった本当の愛、というヤツですよ。

もー、今更「愛」とか生ぬるいこと言ってんじゃねーぞコラ!ですよ。その上、梅毒でボロボロになって死の床にある時、回心しちゃうの。ふざけるなと言いたい。「末期哀れは覚悟の前」とちゃうんか!ええ加減にせえよ、ほんまに。え?ロチェスター伯爵は噺家じゃないって?知るかそんなもん!

それもこれも、伯爵がどん底暮らしをしている間に女優としての名声を得た、リジーとの再会が大きいんでしょう。知らぬ間に自分の子まで成していた“愛する女”に、面と向かって「あなたの愛は要らない。私は観客に愛されたいの」みたいなことを言われちゃって。ははは、伯爵の教え子だった彼女が、いつのまにか彼を大きく越えていたわけだ。

おいてけぼりにされた病人は、神様におすがりするしかない、か。

稀代の放蕩児が無様に落ちぶれていくわけですが、ジョニー・デップが演じると、無様さもなんとなく格好良すぎる気がしました。確かにギャップはあるけど、小便垂れ流して女房にすがりついて泣いてても、そんなに嫌悪感を感じない、というか。

どこを見ても汚い、いかにも疫病が蔓延しそうなロンドンの様子が良い。
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