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納涼茂山狂言祭2013・東京公演
ロビーの祭壇久しぶりに狂言を観たくなったので、行ってきました。国立能楽堂で「納涼茂山狂言祭2013」。

最寄りである千駄ヶ谷の駅を出たらえらい人ごみ。
何事かと思ったら、今日は神宮の花火大会なのね。
ご苦労さまです。

左の写真は、会場ロビーの千作さんです。

お話:茂山宗彦

「竹松」
 竹松 茂山七五三
 主 丸石やすし
 伯父 茂山あきら
 山立 茂山逸平

-- 休憩 --

「縄綯」
 太郎冠者 茂山童司
 主人 茂山宗彦
 何某 茂山千五郎

新作狂言「ふろしき」
作:帆足正規
演出:茂山千之丞
 若い男 茂山正邦
 女 茂山逸平
 亭主 茂山あきら
 近所の男 茂山七五三

まずは茂山宗彦による近況報告&演目紹介。
「竹松」で使用している鼓は、おばあさんが使っていたもの、とのこと。
故・千之丞が「縄綯」で太郎冠者を勤めた時に、縄を綯い終わってしまった話も(笑)。

「竹松」は力持ちの女性・竹松さんが、能の道具を借りて来るように頼まれる話。
帰り道、山賊に荷物を盗られてしまうが…。
主が共もつけずに女性1人で使いにやるのも頷ける、豪快なラスト!

「縄綯」はタイトル通り、縄を綯いながらのモノローグが見どころ。
主人が博打で大負けして、太郎冠者はそのカタに別の家へ遣られちゃうんですが、そんな話全然聞いてない!てんで先方の新しい主人の前で半ギレ。元の主人は太郎冠者が得意な縄を綯うところを見せようと策を弄するのですが、よりによって縄を綯いながら新しい主家の悪口を言い始めて…。

童司の太郎冠者が醸し出すイラッと感が絶妙(笑)。
まあ、結局太郎冠者は他所の家に行きたくないんだよね。

新作狂言「ふろしき」は、落語が原作。
亭主の留守中に尋ねて来た若い男を家に上げて、お酒を飲んでイチャイチャしてるところに亭主が帰宅。奥さんはあわてて男を押し入れに隠すが、亭主がなかなか寝ないので、あわてて近所の人に相談する。

台詞にもありましたけど、なにも隠れるほどの事でもないよね(笑)。

狂言には珍しく、ちゃんとしたオチがついてました。
でも狂言らしいふわっとした終わり方でもあり。
間が難しそうです。

しかし奥さん、身も蓋もないわー。
まあ、そういうもんですけどね。

七五三の”近所のおっちゃん”感がまた奥さんの身も蓋もなさを際立たせてくれます。

おみやげにチョーヤの梅酒をもらって帰宅。
千駄ヶ谷駅周辺の混雑に拍車がかかってました。
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歌舞伎座新開場 杮葺落五月大歌舞伎
オカンと一緒に歌舞伎観て来ました。「歌舞伎座新開場 杮葺落五月大歌舞伎」の第二部。

伽羅先代萩」   
 〈御殿〉          
 乳人政岡…藤十郎
 沖の井…時蔵
 松島…扇雀
 栄御前…秀太郎
 八汐…梅玉  
 〈床下〉          
 仁木弾正…幸四郎
 荒獅子男之助…吉右衛門

「廓文章」 
 藤屋伊左衛門…仁左衛門
 吉田屋女房おきさ…秀太郎
 阿波の大尽…秀調
 太鼓持豊作…千之助
 番頭清七…桂三
 吉田屋喜左衛門…彌十郎
 扇屋夕霧…玉三郎

オカンは中学生の頃に、お姉さん(つまり私の叔母)と一緒に「菅原伝授手習鑑」を観に行って以来だそうで、東京の歌舞伎座で歌舞伎を観るのは初めてです。
片岡孝夫(現・仁左衛門)のファンだったというオカンのリクエストにより、仁左衛門が出演するこの公演をチョイス。

再開したてですから、混んでるだろうなとは思いましたけど、もー、老人パワー炸裂してましたね。ホントに若い人の少なさと言ったら、落語の比じゃないね。寄席より平均年齢高いよ。チケットが高いというのもあるか。幕見の列に並んでるのもおばあさん率高かったけど。
まあ、若い人気役者が出る公演だったら若いお客さんも多いのかも知れませんけど。

早めに行ってチケットを発券して、築地方面へぶらぶら歩いて行ってお魚を食べて、あちこちお店を覗いたりしても、まだ時間があったので、歌舞伎座の屋上庭園に行ったんだけど暑いのですぐに降りて、喫茶店でお茶して。

3FのA席だったんですが、座席の前後の幅の狭さは相変わらずでした。1F席は足元が広くなったらしいですが、安い席は狭いままでしたよ。残念。

まずは「伽羅先代萩」の〈御殿〉と〈床下〉。
えーと、予備知識としては「子供が死んじゃう話」ってくらいですかね(笑)。

お家騒動で命を狙われる幼いお殿様を守るために、乳人政岡(藤十郎)の息子・千松(市川福太郎)が毒入りのお菓子を食べ、そのおかげで、謀反を企む一派の重要書類が政岡の手に入る。が、ネズミがくわえて持って行っちゃう。
と、ここまでが〈御殿〉。

〈床下〉では、若殿を守るために荒獅子男之助(吉右衛門)がスタンバってたので、ネズミは取り押さえられる。しかし、そのネズミは、重要書類を取り戻すために妖術で変身した仁木弾正(幸四郎)だった。男之助がよそ見しているうちに弾正は書類を奪還してミステリアスなムードで立ち去る、と。

まず続きが気になる。「えー、ここで終わり?」と。観たいなら通しで演る時に行きゃいいんだけど、楽しい話じゃないのは分かってるからねぇ。

忠義のため、また母の言いつけを守るため、毒入りお菓子を食べた上、なぶり殺しにされてしまう千松の健気さ、また政岡の親心を吐露する場面など、涙を誘います。

そんな経緯で手に入った大事な証拠品をみすみす奪われるんだから、男之助なにしとんねん、と。「あやしやなァ」って言ってたじゃないか。ネズミ一匹始末出来ないでなにが荒獅子か。

〈床下〉の場面は荒獅子男之助の荒事、弾正の引っ込みが見どころらしいのですが、個人的にはネズミの踏まれっぷり(仏像に踏まれる邪鬼を連想しました)、鉄扇で叩かれ ブレイクダンス きりきり舞いするところ、花道で消えるところが見どころでした。
ははは、子供だね私は。

休憩を挟んでいよいよ「廓文章」。

大店の放蕩息子・伊左衛門(仁左衛門)が、勘当され、久しぶりに吉田屋の夕霧太夫(玉三郎)に会いに来る。落ちぶれた身なりになっても吉田屋の主人夫婦は伊左衛門を暖かく迎えてくれる。ようやく再会した2人。折よく伊左衛門の勘当が解かれ、晴れて夕霧を身請け出来る事になる。めでたしめでたし。

もう、何から何まで出来すぎた話ですよ。金がない男を上げてくれる店なんかないし、ちょうど良く勘当が解けて、身請けのお金まで出してくれるなんて、そんな上手い話ないでしょ。

でもそんなことより、ゆっくりと伊左衛門の踊りを観て、きれいな夕霧やその衣裳を観て、ハッピーエンドで良かったね、と。それだけでいいんです。

なによりぼんぼんがかわいい。
いや、ホントにいたら面倒くさいヤツですよ。すねたりダダこねたり、あちこちウロウロしたかと思ったら、しまいにはこたつで寝ちゃうし。
でも「しょうがない人」と許せる愛嬌と言うか、無邪気さ。そこが一番の魅力じゃないかな。

それと仁左衛門が演じる伊左衛門の若々しさだよね。70近いおじいちゃんが演じているとは到底思えない。
お腹の突き出た様な二重あごの伊左衛門なんてイヤだもん。
シュッとした立ち姿が決まってこそ、ふてくされてもかわいく見える。

座敷のふすまを次々と開けて夕霧を探す件の奥行き表現も面白かった。

夕霧もね、登場すると客席からため息がもれてましたからね。初めてですよ、拍手や歓声だけじゃなくて、「ハア」とか「アア」みたいな声が客席全体からわいて来るというのは。

観てきれいというだけでなく、3F席にいても髪飾りがチャラチャラ鳴る音が聞こえる。なんかこういうちょっとした事でも気が利いてると言うか、趣がある。

全体を通して流れるおおらかな空気もいい。

歌舞伎の“柔らかく優美な演技”を「和事(わごと)」と呼ぶそうです。江戸の荒事に対して上方の和事。その代表的な役の1つが本作の伊左衛門だそうです。なるほど。

今日は歌舞伎の醍醐味を満喫できましたよ。
そしてお目当ての仁左衛門の魅力も存分に堪能出来て、オカンも喜んでくれました。
満足満足。

今度来る時は幕見席からの眺めを確認せねば。
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「モンティ・パイソンのスパマロット」
モンティ・パイソンのスパマロット赤坂ACTシアターで「モンティ・パイソンのスパマロット」を観て来ました。

まー、ブロードウェイで賞取ったりしてますけど、パイソンファン的にはそんなにいい評判を聞かなかった様な気がするので、できるだけ期待しない様にしてました。数年前にTVやらネットでブロードウェイ版の映像をちょっと観たくらいで、舞台に関する予備知識もさほど無く。

で、日本人キャストで日本公演があるっていうんで、「どーかなー」と思いつつ、でも観ないで後悔するより観て後悔する方がまだマシかな、という感じでチケット取ったんですけどね。

嬉しい事に、楽しめたんですよこれが。
S席10,500円、A席9,000円の価値があるかというと、そこはちょっと疑問ですけど、でもまあ「金返せ!」的な惨事は十二分に避けられました。
ただし、10代の頃の私が観てたら、たぶん「はいはい。スパムスパム。(鼻くそをほじりながら)」という感じだったと思いますけどね(笑)。

「モンティ・パイソン」や「ホーリー・グレイル」を土台にしたアメリカン・エンターテインメントに、日本の笑いをデコレーションしました、という感じ。

なので、パイソン的には“ネタ元”程度に痕跡があるだけで、ああいうセンスの笑いではないんですが、日本人キャストによる日本語版なので、かえってあのアメリカンな部分もギャグとして笑いどころになっていて、更にそれが伝わりやすい。
そういう意味では日本公演が初見で良かったかも。
下世話で垢抜けないミュージカル、大掛かりな軽演劇(褒め言葉)。

エリック・アイドルが「空飛ぶ〜」などで見せた下衆な揉み手のエンターテナー・キャラ。あの世界ですかね。

ただ、ベースになってる「モンティ・パイソン」や「ホーリー・グレイル」の予備知識が無い人にとってはどうなんでしょうかね。なんかキョトンとしちゃいそうで、私はちょっと薦められないですけど。
いや、かといってパイソン・ファンにも薦めないけど。

黒騎士の四肢切断シーンがちゃんと再現されていたのは嬉しかった。

皆川猿時はベデヴィア卿がメインの役柄でしたが、個人的にはこの黒騎士と、デニスの母親役の方が面白かったな。
それにハーバート王子の父みたいなツッコミ役って珍しいんじゃない?

マギーはパッツィ役ハマり過ぎ。
なんかもう嬉しいくらいにハマり過ぎ。

ムロツヨシのハーバート王子、2階席から観た限りでは結構かわいかったよ(笑)。

牛が城壁の向こうから飛び出して来るときの“ブリンッ!”っていう感じが妙に印象に残ってます。

今回の出演者には特に音楽のイメージなかったですけど(ユースケ・サンタマリアはもともとミュージシャン、彩吹真央は元・宝塚だけど)、違和感無く歌ったり踊ったり。皆さん芸達者ですなー。

韓流アイドルとか家政婦のミタとか、流行モノがらみのネタも軽演劇っぽく感じた所以かな。あと内容の無さ(笑)。

敢えて勧めはしないけど、迷ってるなら観といたら?という感じですかね。
景気よくパーッと賑やかで楽しめた、という点は間違いないので。
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結城座 古典公演「人情話文七元結」他
江戸東京博物館伝統芸能フォーラム「江戸糸あやつり人形結城座 古典公演」。
「人形の解説」「三番叟」休憩を挟んで「人情話文七元結」、というプログラム。

これまでに何度か結城座の公演を観ましたが、「人形の解説」は初めてだったので興味深かったです。

正直に言うと「文七元結」は、やっぱり落語と比べてしまったのですが、今回の舞台では、角海老内証の場のお久が非常に印象に残りました。健気な娘さんぶりが。

帰り道は、連れとその点を話しながら。
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wat mayhem「桃天紅」
本多劇場でwat mayhem「桃天紅」。

中島らもリリパットアーミーの舞台の再演。
最近不足気味だった「アホ」を補給するため行って参りました。

万病に効く薬“桃天紅”を求めて、怪しげな面々が入り乱れて争奪戦を繰り広げる。

凄腕の賞金稼ぎ(山内圭哉)とその父(福田転球)、盗賊一味(コング桑田・中山祐一朗・松村武)、蛇の呪いをかけられた父娘(川下大洋・黒川芽以)、その父娘を阻止したい白蛇妃(椿鬼奴)一派。

以下ネタバレ。










期待値が高かったのは福田転球だったんですが、実際観てみたらそれを上回るインパクトだったのが椿鬼奴のハマりっぷり。登場シーンからイイ!白蛇だけにヘビメタ!そしてミュージック・ハラスメント!新興宗教界のレディ・ガガ!

もちろん、福田転球の耄碌ジジイっぷりも、「♪ちももも」も、相当なもんでしたけど(笑)。でももっと行けるでしょ、仙人(松尾貴史)のお題とか。

仙人もね、まさかの木琴ボケ。好きだわー。

あ、そうそう。金持ちだけどアホのお父さん(川下大洋)、「パピプペ パピプペ パピプペポ うちの女房にゃヒゲがある」。
この台詞はらも台本からでしょうか。

私にとって、いつも想定外のところから突如現れるこのフレーズ。確か前回現れたのは美術館でした。
そして今回も書きますけど、作詞:星野貞志(=サトウハチロー)、作曲:古賀政男です。古賀メロディです(笑)。

そしてラストの台無し感。好きだなあ。大好き。
なんじゃそりゃ。あるいは、ぽっかーん。
パンフの鼎談(山内、中島さなえ、古田新太)で言うところのちゃぶ台返し、ですかね。
なかなかあんな風に台無しにする勇気はないんだろうね、一般的に。
でもあの台無し感を求めている/歓迎する人は確実にいます。
感動も教訓も、要りませんから。

自分のブログを検索してみると、wat mayhemの公演を観るのは今回で3回目でした。特に意識してないんだけど。いつも私が求めるアホを提供していただきまして、ありがとうございます。

でも、やっぱりというか何と言うか、客席は空席が目立ちました。平日だと言う事を差し引いても。そして何となくみんなお行儀がよろしかった。こういうお芝居なんだから、もっとお客さんもリラックスして観たら?…とは思うけど、開演前に“地震発生時のご案内”なんかがあるしねえ。

ご案内と言えば、客入れ時に松尾貴史の“中島らものモノマネ”で「お客様へのお願い」が流れていたのですが、終演後の挨拶によると、これを生前に本人が録音していたものだと勘違いする人が結構いる、とのこと。
ステージのスクリーンにらもさんの写真が映ってたしね。

私の後ろの列にいた先輩後輩と思しき男性2人連れ。開演前、若い方が「あの写真は誰ですか?」と質問していてびっくりしました。

終演後、階段を下りる時に後ろにいた中年カップル。「知らないと笑えない感じなんだろうね」。
えーっ、そんな高度な笑いどころ、あったっけ?(笑)

もしかして、お行儀がよろしかった訳じゃなくて、全く伝わってない?

個人的にはあと2回くらい観たい。

カネテツのてっちゃん カネテツのはも竹

ちくわの狂い投げ、見事2本獲得。
てっちゃん、こう見えてもう還暦。
「啓蒙かまぼこ新聞」「微笑家族」懐かしいね。
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